共有フォルダ

他のPCとファイルを共有するためのフォルダです。

共有したいドライブやフォルダのパスに対して共有名を付けて他のPCからアクセスできるようにします。

GUIでは「コンピュータの管理」-「システムツール」-「共有フォルダ」-「共有」から操作するか、エクスプローラからも作成することができます。

CUI(コマンドプロンプトやPowerShell)では「net share」コマンドを利用して作成することができます。


共有フォルダの作成方法(GUI - コンピュータの管理)


スタートメニューから「コンピュータの管理」を起動します。


左側のツリーから、「システムツール」-「共有フォルダ」-「共有」を選択します。



右クリックメニューから「新しい共有」を選択します。


共有フォルダの作成ウィザードが表示されます。


内容を確認し、「次へ」を押してください。


共有するフォルダのパス入力画面が表示されます。


「フォルダーパス」にコンピュータ内のディレクトリを入力してください。

入力したら「次へ」を押してください。


共有名の入力画面が表示されます。


共有名を入力し、「次へ」を押してください。


アクセス許可の指定画面が表示されます。


任意のアクセス権を選択し、「完了」を押してください。


処理結果が表示されます。


内容を確認し、「完了」を押してください。

別のPCのエクスプローラから\\コンピュータ名\共有名でアクセスできるようになります。



共有フォルダの作成方法(CUI - コマンドプロンプト)


コマンドプロンプトやPowerShellからnet shareコマンドを実行することで共有フォルダを操作することができます。


一覧を表示する際に管理者権限は必要ありませんが、共有フォルダの追加や削除の操作には管理者権限が必要です。



net share

コンピュータに設定された共有フォルダの一覧を表示します。


net share 共有名=パス

指定されたパスを指定された共有名で共有します。

Dドライブを共有名DDRVで追加するには、

net share DDRV=D:\

のように指定します。


共有フォルダの設定は以下のレジストリパスに格納されます。


HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\LanmanServer\Shares


上記レジストリ配下に共有名で値名が作成され、設定値が値となります。