ユーザ操作コマンド

ターミナルよりコマンド入力でユーザアカウントに対する操作を行う場合によく使うコマンドです。




ユーザ操作用コマンド
操作 コマンド
ユーザの追加 useradd useradd user1
または
useradd -m maria
ユーザ名[user1]を追加しホームディレクトリを作成する。
(-m省略してもホームディレクトリは作成される)
useradd -M user2
ユーザ名[user2]を追加し、ホームディレクトリを作成しない。
ユーザにパスワードを設定 passwd passwd user1
ユーザ名[user1]に対するパスワードを設定する。[Enter]キーでパスワード入力プロンプトが表示される
ユーザの削除 userdel userdel user1
ユーザ名[user1]を削除する。(ホームディレクトリは削除されない)
userdel -r user1
ユーザ名[user1]を削除し、ホームディレクトリも削除する。




グループ操作コマンド

ターミナルよりコマンド入力でグループに対する操作を行う場合によく使うコマンドです。




グループ操作用コマンド
操作 コマンド
グループの追加 groupadd groupadd div1
グループ名[div1]を追加する。
グループの削除 groupdel groupdel div1
グループ名[div1]を削除する。
グループの確認 cat /etc/group
端末内のグループ一覧を表示する。
ユーザの主グループを変更 usermod usermod -g user1 div1
ユーザ名[user1]の主グループをグループ名[div1]に変更する。
ユーザは必ずなんらかの主グループに所属する。
副グループにユーザを追加 usermod usermod -aG user1 div2
ユーザ名[user1]の副グループにグループ名[div2]を追加する。
繰り返し別の副グループを指定することでユーザを複数の副グループに所属させることができる。
副グループからユーザを削除 gpasswd gpasswd -d user1 div2
ユーザ名[user1]の副グループからグループ名[div2]を削除する。
ユーザが所属するグループの確認 groups groups user1
ユーザ名[user1]が所属するグループを一覧表示する。